店主のADJ1です。
いつも当店をご利用いただき、ありがとうございます。
最近、お酒の業界がごり押している「スマドリ」に、ちょっと違和感を感じる店主です。
「飲むか飲まんかなんて人の勝手やしそんなもん自分で決めるわい」そんなことすらルールを作ってもらわないとできんのかいと思っちゃうんですよね。
ただ、実際には「俺の酒が飲めんのか?」とかダルいことをいうおっさんとか、酒の席でじゃりン子チエのお好み焼き屋のおっさんのように面倒くさい人もいるわけなので、気の小さい人や揉め事を避けたい人はやはりこういうルールがある方が断りやすかったりするんでしょうね。だから、窮屈にならない程度にスマドリしちゃってください。
因みに、店主は、コロナ禍の間に、酒もタバコもやめたので今やこういうこととは無縁です(笑)
話は、少し逸れましたが、昨今の健康意識の高まりが影響しているのか、昔よりもカフェインレスのコーヒー豆のご注文が増加傾向にあります。(当店だけかもですが・・・)
店主自身は、寝る直前にコーヒーを飲んでも、眠ければすぐに寝られる体質なので、何も困らないのですが、眠れなかったり、利尿作用が強く出すぎたり、お腹がゆるくなったりと体に負担のかかる症状が出やすい人には深刻な話のようです。
「じゃあ、コーヒーなんか飲まなきゃよいのでは?」という方もいそうですが、当店のような焙煎直売店にわざわざご用命いただくお客様は「コーヒーの味や香りは好きなので、何とかして飲みたい」と仰る方がほとんどなわけです。この熱意にはお応えしたいわけです。
そんなわけで、当店では、デカフェ(カフェインレス)のコーヒー豆を2種類、開店当初から常設しております。どちらもカフェインが99%以上カットされているので、カフェイン摂取を気にされる方から、長らくご指示をいただいております。
デカフェ(カフェインレス)
当店のような規模の店で、常時カフェインレスの豆を2種類もおいている所もそれほど多くはないようですが、とはいえ、2種類しかないのも何か申し訳ないなぁと思いある時、思い付きで作ったのが「カフェイン控えめ」という考え方のコーヒー豆です。
これは、普通にカフェインの含まれるコーヒー豆の一部(当店では30%)をカフェインレスに置き換えるというやり方で、もちろん、完全なカフェインレスコーヒーと比べれば、カフェインは多くなるのですが、知り合いのカフェインに敏感な人たちの協力を得て試してもらったところ、案外効果を感じることができたようです。
カフェイン控えめビターブレンド(アイスにも合います)
カフェインレスか普通のコーヒー豆かの二択ではなく「カフェインを少し控える」という選択肢が増えることで、香りや味わいの選択も増えるので、症状がきつ過ぎない方にとってはお試しいただく価値はあるのではないかと思い、この記事を書いてみました。
どなたかのお役に立てば幸いです。
それでは、今回はこの辺りで。