夏が来ますね。
というか、もう来てるのかもしれませんけど。暑くなると、アイスコーヒーが恋しいという方も多いのでは?
というわけで、今回は、ご自宅でつくるアイスコーヒーが、
飛躍的に美味くなる(努力は無しで)方法をご紹介します。
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ポイントは大きく分けると2つです。
1)抽出方法を変える
2)コーヒー豆を選ぶ
では、1つずつご説明していきます。
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1)抽出方法を変える ドリップ→水出し
最も一般的な、氷をいれたサーバーの上からハンドドリップで抽出する
この方法をやめましょう。
正直言って、この方法はあらかじめ入っている氷が水になる分を
計算に入れて、注ぐお湯の量を加減するとか、経験値が浅いと
成功したり、失敗したりと安定性に欠けます。
そこで、オススメするのが「水出し」です。
この方法は、コーヒー豆を挽いて、所定の場所にセットしたら、
あとはポタポタ水を点滴のように落とすだけなので、放置でOK。
抽出する際に、あなたが感覚で調整したりする必要が一切いりません。
そして、出来上がるコーヒーは、ドリップで抽出した時より、
柔らかで、まろやかで、何より香りが豊かに抽出できます。
しかも、道具頼みなので、基本的に失敗はありません。
一点、難を言うならば、抽出時間がかかることです。
以下に、紹介する簡易な家庭用の器具で、400ml程度抽出するのに
だいたい1時間半ぐらいの時間を要します。
当然サイズが大きい業務用になると、数時間を要するものもあります。
あと、器具について、上記と少し矛盾するのですが、
大型のものは、ちょっとコツが要ります。正直、ちょっと面倒です。
※詳しくは、ここでは割愛しますが、最初から大型のはやめましょう。
ここでは、「ご家庭で簡単にアイスコーヒーを楽しむ」というテーマに
合う器具をご紹介します。
因みに、当店では器具は取り扱ってませんので、欲しいという方は、
以下のリンクからAmazonで購入してください。(すみません。)
当店のインスタにも何度か登場している器具で、店主は自宅でも数年来、
愛用し続けているのが、イワキガラスさんのこれです。▼
■Iwaki(イワキ) 耐熱ガラス
iwaki(イワキ) 耐熱ガラス コーヒーサーバー ウォータードリッパー ウォータードリップ 440ml KT8644-CL1
コンパクトで使いやすく、抽出しながら冷蔵庫で冷やすこともできます。
価格もお手頃なので、気になる方は、一度、お試しください。
2)コーヒー豆を選ぶ
方法が定まったら、あとはコーヒー豆です。
アイスコーヒーには、基本的にしっかり焙煎した深煎の豆を使ってください。
特に、水出しの場合、酸味が強いコーヒー豆を使うと酸味があたったり、
渋く感じてしまったりするので、あまりオススメしません。
あと、できれば、スーパーで売ってるものや、カル●ィとかジュ●●ーや、20
チェーン店系のカフェで陳列されているコーヒー豆は避けましょう。
(基本的に、鮮度と豆の質が良くないものが多いです。仕方ないです。)
料理と同じで、「調理法」が固定なら、あとの変数は「素材」の良し悪しが
仕上がりの品質を左右するのは明らかです。
できれば、自分のところで焙煎しているコーヒー豆屋さんで、
アイスコーヒー用とか、深煎(フルシティロースト)以上の焙煎をしている
コーヒー豆を豆の状態で購入していただき、使う直前に挽いてください。
因みに、水までこだわるというのであれば「硬水」よりも「軟水」のほうが
素直な味に仕上がると思いますが、この辺りは好みです。
というわけで、一応、当店で、水出しアイスコーヒーに向いている
コーヒー豆をいくつかご紹介しておきますので、よろしければお試しください。
※2021/6/8 コーヒーの種類を追加編集
■ダークチョコレートアイスブレンド(300g)
■薫る癒やしのビターアイスブレンド(300g)
■ケニア レッドマウンテン
■スラウェシ ママサ(300g)
■ポアブス農園 ナチュラル ビオダイナミック農法
水出しの美味しいアイスコーヒーを飲んで、今年の夏を少しでも、
楽しく気分良く、乗り切りましょう!