京都市上京区の同志社大学の近くで、週4時間のコーヒー豆の
自家焙煎所をやっています。(日曜日の12~16時のみ営業)
今回は「初心者が通販コーヒー豆選びで失敗しないコツ」という
内容について簡単に書いてみたいと思います。
ちなみに、当店のオンラインショップにも、有り難いことに、
全国各地からご注文をいただきます。ありがとうございます。
テーマと逆行するようで恐縮ですが、
特に初心者の方にとっては、コーヒー豆は直接店舗で購入する方が
良いというのが、僕の個人的なスタンスです。
理由は様々ありますが、最大の理由は「相談できるから」ですが、
この話を書くと、どんどん脱線しそうなので今回はやめておきます。
今回は、初心者の人が、ネットショップなどで通販で購入する際に
失敗しないポイントをいくつかご紹介してみたいと思います。
ここでは「初心者」を以下のように定義しておきます。
まだおうちコーヒーを始めたばかりで、
「自分の好みはこれ!」というのが、自分でもハッキリしていない
という状況の方。
本来であれば、やはりお店に足を運んで、相談して購入するほうが良いような状況の方です。
今回は“失敗しない”という点にフォーカスして、選び方のポイントをお伝えします。
■初心者が、通販コーヒー豆選びで失敗しないためには
→クセの強い豆を避け、バランスの良いものを選択する
具体的には
①浅煎りのコーヒー豆は避ける ②深煎りのコーヒー豆は避ける ③アナエアロビコ、ワイニーなど特殊なものは避ける ④できれば、ナチュラルよりウォッシュドを選ぶ
簡単に、理由を述べると
①②については、好き嫌いが分かれやすいポイントなため
③は、ハマる人にはすごく良いが、ハマらない人には悪い可能性が
④は、③程ではないがクセのあるものが入っている可能性がある
なんか、あれダメこれダメ言われて、ワクワクが萎えそうですかw
確かに、消去法的な選択になるので、少しトーンダウンしそうですが
今回は“失敗しない”ことが大事なので、ちょっとお付き合いください。
結果的に残った選択肢をまとめると「中煎り」ぐらいの焙煎度で
精製が「ウォッシュド」のコーヒー豆。
※ナチュラルは記載があることが多いですが、ウォッシュドは記載が無いことも多いです。
この選択は、大当たりになる可能性はそれほど高くありませんが、
逆に大ハズレになる可能性も高くはありません。
この豆で、苦さが足りないと感じれば、次回は焙煎度を深くする、
逆に苦すぎると感じるなら、次回は焙煎度を浅くする、ちょうど
良ければ、今回と同じような焙煎度を選択するという具合に、
少なくとも次回以降は「焙煎度」で迷って失敗することは回避できる
ようになります。
焙煎度以外の要素は、正直なところ実際に試してみた方が良いと
思うので、好みの焙煎度が決まったら、その中で色々と試して
自分のベストマッチな豆との出会いを探っていきましょう♪
一転して、積極的選択でしょw?
そんなわけで、僕が個人的に「ハズレ無し」のおススメと思っているが
コロンビアのナリーニョ・ラウニオンです。
一点だけ、難を言うとするなら、グッドバランスで完成度が高すぎる
ので「あ、これでいいかも」ってなる可能性が高いという点です(笑)
でも、今回のテーマである「初心者が失敗しない」を実現するなら、
この選択はかなりおススメできるかなと思います。
ご興味のある方は、是非一度お試しください。
ナリーニョ ラウニオン マイクロロット(300g)
ちなみに、同じコーヒー豆でも、抽出の仕方を工夫するだけで、
苦味を強く出したり、あっさりめに淹れることができます。
ご興味のある方は、以下のYouTube動画をご参照ください。
濃いめ軽めのコーヒーを淹れ分けるコツ(ハリオV60編)
では、今回はこのあたりで!
あなたのコーヒーライフのお役に立てば幸いです。