こんにちは。
京都市上京区の同志社大学の近くで、週4時間だけひっそりと営業している自家焙煎コーヒー豆専門店、4ADJ1 Coffee Roaster の店主ADJ1です。
今回のテーマは「コーヒードリッパー」です。
新年度が始まり、生活環境が変わったとか、環境は変わってなくても始めてみようかなってことで、おうちでコーヒーをドリップする暮らしをスタートする人も増える頃ですね。
というわけで、今回は、これから始める人が、最初に買うべきドリッパーについて、解説してみます。
■コーヒーのドリッパー
ドリッパーとは、コーヒーを抽出する際にコーヒーの粉をセットするロート状(台形とか円錐という違いはある)の器具で、消耗品としてペーパーフィルターをセットして使用します。
ドリッパーには、色々なタイプのものがあって、それぞれに狙っているコーヒーの出来上がり具合が違ったりします。
なので、本来は、自分のコーヒーの好みを知って、それに最も適合したものを選ぶべきです。
■最初に買うドリッパーに求める条件
そんなこと言われても、「これから始めるから、知識なんてなんにもないで!」となりますよね。
そういう状況も踏まえて、今回はあくまでも初めてのドリッパー選びとして失敗しないことを目的に記事を書いていきます。
そんなわけで、まずは「求める条件」です。
・値段が高価過ぎないこと
・扱いやすいこと
・メジャーな器具であること
・消耗品が手に入れやすいこと
このなかで「メジャーな器具であること」は案外重要です。
例えば、淹れ方などの解説動画をYouTubeで探してもメジャーな器具なら沢山出てくるので、勉強がしやすいです。
また、次の条件でもある消耗品=ペーパーフィルターも、メジャーなものであれば、比較的購入しやすいというのも利点です。
そういう意味では、最近充実してきているとはいえ、百均のドリッパーを最初の器具として購入するのは個人的にはお勧めしません。
■おススメはハリオV60シリーズ
前述の4つ条件はすべて満たすことに加えて、ハリオV60を推す理由は「クセが無く、自由度が高い」という点です。
ドリッパーには「どんなコーヒーを淹れたいか」という傾向のようなものがあることが多く、あるものは濃くしっかりと抽出することを目的として設計されていたり、別のものは逆にあっさりと抽出しやすいように設計されていたりします。
この傾向が、自分の好みとピッタリと合えば良いですが、よくわからないまま購入して、自分の好みと真逆の設計思想で作られたものだった場合つらいですよね。
この点、ハリオV60は、基本的にはあっさり目に抽出できるように作られていますが、ちょっと気を付けるだけで、逆のこってりと濃厚な抽出も可能です。
サイズも淹れたい杯数によって、わかりやすく表示されているので、初心者でも迷わず購入できます。
<1~2杯用 01サイズ>======
ドリッパーとペーパーフィルター
■HARIO (ハリオ) V60 耐熱ガラス 透過 コーヒードリッパー 01 ブラック コーヒードリップ 1~2杯用 VDG-01B
■HARIO(ハリオ) V60ペーパーフィルター01 W ホワイト 1~2杯用 100枚入り 日本製 VCF-01-100W
<1~4杯用 02サイズ>======
ドリッパーとペーパーフィルター
■HARIO(ハリオ) V60耐熱ガラス透過ドリッパー 1-4杯用 ブラック 日本製 VDG-02B
■HARIO(ハリオ) V60ペーパーフィルター02 W ホワイト 1~4杯用 100枚入り 日本製 VCF-02-100W
■ハリオV60に関する使い方の動画
YouTubeには、沢山の使い方解説動画があるので、使い方に関しては、そちらを参考にしてください。
当店のYouTubeチャンネルでも、ハリオV60でのコーヒーのドリップに関する動画はいくつか公開していますので、もしよろしければ、参考にしてください。
濃いめ軽めのコーヒーを淹れ分けるコツ(ハリオV60編)
コーヒー1杯分のドリップ方法 ハリオV60編
コーヒーの淹れ方(初めてのハンドドリップ)基本講座
以上、参考になれば幸いです。
それでは、リラックスしたコーヒーの時間をお過ごしください。